いなかいいかな
こんばんは、日浦です!

世の中には似たような言葉がいっぱいです。

「浄土宗と浄土真宗って紛らわしい…」

「○○の乱ってめっちゃあるじゃん!」

…と、最近社会を勉強している中学生からたくさんの愚痴をいただきます(苦笑)

今日は地理の質問をされました。

「二期作と二毛作ってどう違うん?」

地理のあるある質問のトップをひたはしるこの質問!

みなさんは説明できますか?

二期作は1年に2回(二期)、同じ作物を栽培すること。

が答えですね。

言葉の意味を考えれば、なんとなくイメージできます。

となると、二毛作はそうではない方!

1年に2つの作物を同じ場所で栽培することです。

ですが、二期作よりも二毛作の方が言葉からのイメージが少ししづらいですよね。

調べてみると、二毛作の“毛”という感じには作物という意味があるそうです。

…が、それはあまり知らないですよね。。

実は、もう一つ考え方があるんです。

二毛作で栽培される作物の代表例は稲と麦。

稲刈りをする頃の田んぼが風に揺られてそよそよしている情景を思い浮かべてみると…どうです?

ちょっとだけ稲が動物の“毛”っぽく見えませんか?

農業をしていた私の祖父母や両親は、田畑を見るだけで

「あれはキャベツじゃなぁ」

「ありゃあ全部里芋じゃが」

と車の窓から見える田んぼや畑を見ながら言っていました。

農業をしている人たちは作物の葉っぱの形や色の違いを見極めることができるようです。

ちなみに、私の目には稲も麦もまったく同じに見えていたのですが、彼らからすると

「全然色が違う」

とよく言われました(笑)

だから二毛作は、同じ場所に2種類の“毛=稲や麦”を栽培するから「二毛作」。

ちょっとだけ田舎ナイズドされた考え方ですが、イメージをするという意味ではこんな考え方もアリですよね?

日本の古き良き情景を思い浮かべながら二期作と二毛作、マスターしてね。
2023.11.08 22:48 | 固定リンク | 未分類

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