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ドラマのようなセリフ

2013.09.24 (火)

こんばんは。森岡です。

突然ですが僕はクソ真面目な子が大好きです。

問題集が真っ黒けっけな生徒、5ページ分やっとけと言ったらそれ以上する生徒。ノートを丁寧に書く生徒、分数を定規で書く生徒…などなど今までにいろんなクソ真面目を見てきました。

そのどの生徒にも感動し、時には敬意を払うこともありました。

でもね、試験や勝負に勝つためにはクソ真面目だけではなかなか難しいんです。さらに時によってはそれが脳みそをカチカチの状態にし、勝利への道を遮ってしまうことも…

だからね、いわゆるスマートさとか要領の良さとかずる賢さなんていうスパイスもちょっとはあった方がいいんです。

特に特に受験生にはっ!!

それを指導するのも僕の仕事です。今日も全ての講師陣から真面目のお墨付きをもらった生徒が一生懸命問題を解いていました。が、ちょっと深みにはまっている様子。でも問題集には彼の努力の跡がはっきりと残っています。心の中では素晴らしいと思いつつも、

「ちょっとその考え方は、ズレとるなー。」

と軌道修正。簡潔に問題を考えて無駄のない解き方(というよりここでは考え方)を指導しました。

その子の考えていたことよりもあまりにも明確に違ったのでちょっとヘコんでいたので、

「いや、お前の問題に対する姿勢はすごくええんよ。中1・2やったら本当に大好きな考え方よ。でも、中3は結果も出さんといけんからさっき先生がやった(簡潔な)考え方ができんといけんな。」

と声を掛けると、

「えっ、じゃあ先生は今の僕のことはどう思っているんですか!!?」

…なんか誤解を招きそうな、ドラマのようなセリフ(笑)しかもこたえ辛い(笑)

「ちょっと追い込みすぎたかも」と反省。ですが、そこは受験生。いろいろと乗り越えて欲しいものです。

ちなみにそのセリフに対して特に僕は何も言うことはありませんでした。しかし心の中では「いやむしろ尊敬しとるで」と言ったとか言わなかったとか。