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台風一家?台風一過?

2016.10.06 (木)

こんばんは、日浦です!

今日はとーってもいい天気でしたね!
今日の空は『台風一過の清々しい空』といえますね。

・・・ん??
『台風一過の清々しい空』???
と思われた方がいらっしゃるかもしれません。

さて、ここで問題です!
問.『台風一過』の正しい意味はどちらでしょう。

①台風が過ぎ去ること
②台風が過ぎ去った後に、良い天気になること

みなさんわかりましたか?
もうご存知の方や冒頭の例文で『あ!』と勘づいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
正解は②です!

8月の終わりからテレビなどでよく耳にするこの言葉ですが、本当の意味を知らなかった方もいらっしゃったのではないでしょうか?
・・・実は私もその一人でした(笑)
子どもの頃なんて、台風『一過』ではなく、台風『一家』と頭の中で漢字変換していたものです・・・お恥ずかしい(苦笑)

つい2週間ほど前、文化庁が毎年行っているとある調査が発表されました。
それは、『国語に関する世論調査』。
日本人の国語意識を調査するために毎年実施されており、上記のように慣用句等の意味や言い方、敬語の使い方など日本語について調査・結果の報告をしています。

『確信犯』や『琴線に触れる』など、普段耳にするような言葉でも本来の意味で使われていることは少ないようです。

言語は文化ですから、時代とともに変わりゆくものだとは思います。
ですが、本来の意味を知らずに間違った意味のまま使う前に、きちんと言葉を知るということはとても大事ですよね。
ぜひ知らないことを知らないままにしないようにしないでほしいなーと思います!

と、いうことで最後に。
さきほど述べた調査の中で誤った使い方が多かったと報告されていた『確信犯』の意味は次のうちどれでしょう?

①政治的・宗教的などの信念に基づいて正しいと信じてなされる行為(その行為を行う人)
②悪いことだとわかっていながらなされる行為(その行為を行う人)

答えが分かった人はいつでも伝えに来てくださいね♪