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見りゃわかるだろ!

2015.11.04 (水)

こんばんは。森岡です。

この時期になると中学生はどの学年も数学で図形の単元に入り始めます。

公式を覚えたり、補助線を引かないと解けない問題に出くわしたり何かと大変なこの単元。

でも自分の創意工夫、解こうとする努力などが一番反映されやすい単元でもあるので僕は大好きです!遠回りしてでもあきらめずに解けた時なんかは本当に気持ちいいですもんね。

だがしかし、この図形の問題を生徒に解かせていると、よく僕の心を穏やかにしてくれない解答に出会ってしまいます。

それは『見りゃわかるだろ!』ミス。

例えば

______________________ この長さが10とします。

____

その時に上の長さは??という問題に対して平気で「20」なんて解答を書くのです。

いやまさに『見りゃわかるだろ!!』です。明らかに10より小さい数字がでるはずなのに…20って!!??長くなってんじゃん(涙)

計算ミスによって間違えることに対してはそんなに問題ではありません(まあミスしないことがベストですが…)。それよりもそのミスした数字が(見た目にでも)合っているかどうかのチェックを怠ったことが大問題だと思うのです。

この感性は勉強だけでなく社会に出た時に仕事でも必要になります。

昔ドラマである会社員が『4部』と『千部』を見間違えて発注し、大変なことに…なんてのがありましたが、本当にやったらえらいことです。見た目のチェック、この数字は妥当なのかどうかを考えることさえできたなら…起こるはずのないミスです。

「自分の出した解答で合っているのだろうか??」「数字の大小だけでもチェックしておこうか」なんてことを常に考えながら1問1問大切に解いていって欲しいと思います。