こんばんは。 森岡です。
先週から中3生は歴史の授業に入りました。本当ならもっと早く始めたかったのですが、みんなが年表をしっかり覚えるまではしない!という約束があったためお盆明けからのスタートとなってしまいました。
歴史の学習で必要なことは【因果関係】。何が起きてそのために何が行われたかといった流れを知ることが大切です。こればっかりは問題集をひたすら解いたところで理解はできません。
中学の歴史を流れに沿ってもう一度始めから学んでいくのが、スタサポの歴史の授業になります。
でもね、この授業、僕がしゃべる時間が長い…ほぼ説明の授業になってしまいます。
想像してみてください。夏の暑い日のお昼ご飯を食べた後…そう、眠くなりますよね…普段は作業を中心におこなっている授業ですが、ひたすら僕の話を聞くのみ。ええ、さらに眠くなることでしょう。ちなみに僕の声はなにやら眠たい波長の音らしく、教育実習のときに本読みを聞かせたらクラスの児童たちが大半眠くなるという事件を起こしたほどなので余計にしんどいと思います(笑)
でもそこはこっちも対策済み!生徒がただ一方的に聞くだけでなく、発言したり、自分が歴史上の人物だったらどうするかなどを考えてもらったり、ちょっと余談を話してみたり・・・
ちなみに今日はこんな余談。
鎌倉時代の御家人にとって土地は命と同じくらい大切なものでした。その土地の相続方法は分割相続。これをどんどん繰り返していくと一軒あたりの土地は少なくなり収入は減っていきます。このような危機的な状況がある言葉の語源になっているのですが、それは何でしょう?
正解は『たわけ!』
いわゆる「田を分ける」というのが語源で、そんなことをすると一族は没落しちまうぞーという意味なんです。
今日は見事正解した生徒がいました!でもここでおもしろいのが生徒が一生懸命考えた間違った答え。
「お金(貝)を分けたら困るから【貧困】」
なんて、よく考えたなーと思います。ただ、土地はどこにいったんじゃ?とも思いますが(笑)
でもこうやって自分の頭で考える能力は重要ですし、なによりいい息抜きになればと思います。ただこっちはネタ探しが大変(汗)明日もたくさんネタを仕込んで笑わしてやらんと!!