こんばんは。森岡です。
知ってますか?
ザリガニにサバを食わせると、ザリガニが青色になるんですよ!
高校生くらいの時だったかなー。この事実を知った時の衝撃、そして「一刻も早く友達に伝えなきゃ!」と息巻いたことは今でも覚えています。
しかしこれは人が生きてく上でおそらく全く役に立たない無駄知識。
「こんなもん知ってても意味ないしー!」
といった声が聞こえてきそうです。
その声ですが、今日はスタサポ内でも聞こえてきました。
ある中2の子が地理の勉強中、
「中部地方なんか勉強してもなんか意味ないよなー!」
とボヤいておりました。
気持ちはわからなくはありません。まあ勉強だしなー、テストに出るしなー。と言う人がほとんどでしょう。
でもそこで学んだことがどこでどう生きてくるかはわかりません。
旅行に行く時だったり恋をした子の出身地だったり・・・どこかで役に立つこともあるかも。
今日、高3生を担当している講師が嘆きながら
「現代文の小説の問題で『猿、豚、カッパ、菩薩』が登場する話があったんだけど、これが『西遊記』だと理解できる子があまりいなかった(涙)」
と伝えてきました。
西遊記をバックボーンに考えないと解けない問題。つまり『西遊記』という一見国語とは関係ない情報を知ってないと国語の問題が解けないわけです。
そう考えると覚えて無駄なことなど一つもないのかもしれません。
いつかザリガニが青くなることも役に立つかなぁ・・・