こんばんは。森岡です。
全ての学校のテスト終了まであと2日!
とはいえ残りはほんの数人。ほとんどの生徒が終了後の穏やかな時間を過ごしていた今日のスタサポでした。
それでも多くはテストの反省と次への意気込みで何だか盛り上がっていました。その話題についてはまた公文や日浦からこのブログを通じて報告がありそうです。
さて、テストとはおよそ無縁な小学生ですが、最近社会の勉強をしたがる子が増えてきました。
6年生が多い分、おのずと歴史の勉強になるのですが、やたらとそれを楽しんでいるようです。
昨日、テスト勉強中のある中2生に「先生、歴史って何のために勉強するん?」と聞かれました。
まあ一般的には《過去の出来事を学ぶことによって当時の人がどのように考え、動き、そして成功や失敗をしてきたかを知ることで未来を考える》みたいな、何だかお堅い答えがあります。(確かにそうなんですよ!)
でもそれは深く興味を持った側の意見かもしれません。
じゃあ何のために?・・・・・
それはスタサポの小学生たちをみていると何だかわかっちゃいます。
彼らは必死に覚えています。
なぜならその後、日浦が出すクイズ(勉強内容の)に誰よりも多く答えたいからです。
「よっしゃ~俺10ポイント!」
「ここをちゃんと覚えとったら○○に負けんかったのに~!」
誰よりも覚えて勝負に勝ってやる!
この気持ちのために、それを実現するために勉強しているのです。
…これが先の中2生の質問に対する答えでもいいんじゃないかなと思います。
みんなが知らなかったことを知っていて、みんなから「すごい!」といわれる。その快感を得るために勉強するのも1つの手段。
そして知識が身についたころに《歴史を学ぶ意義》にたどりつくのかもしれません。
もし、歴史の勉強に行き詰ったのなら、家族や友人と問題を出し合い、誰よりも多く答えて『どや顔』をしている自分を思い浮かべてみては?