こんばんは。森岡です。
地下の教室にこもっているとわからなくなるのが「日没の時間」。暗くなったので「そろそろ19時くらいかなぁ」と思って時計を見るとまだ18時も来ていない・・・なんだか季節に置いてけぼりをくらっているみたいです。
さて、話は変わりますが、先月から小学生は毎回授業の始めに百ます計算をするようになりました。
小5は分数の約分や通分、小4は2ケタの割り算といった今後も使う重要な単元。
そのための基礎を充実させることとスピードをつけることを目的に百ます計算を始めました。
この百ます計算を生徒にさせる時にいつも思うのですが、どの生徒もやり始めはいつものんびりするので「いやいやスピードは!?」ってつっこみたくなるんですよね。
百ます計算がテレビで紹介されたときのような、あの鬼気迫るスピード感はいっさいないんです。
もちろん、生徒たちはだらだらと不真面目な気持ちがあるわけではありません。
そもそもどのくらいのスピード、どのくらいのテンションですればよいのかがわかっていないのです。
だからそんな子たちには「大人の本気」を見せるようにしています。
「ええか、今から先生が本気でやるから、よう見とけよ!」
「こんなもん1分でできるわ!」
と少しばかり強気に言うのは自分へのプレッシャー(笑)そこそこの重圧がないと本気は出せませんからね!
その「大人の本気」を見せた後は生徒たちのスピードが一気に上がります。中には2分も縮めた子も!!
先生とは「先に生きる人」。つまり子どもたちの後ろから「あれしろーこれしろー」と言うだけでなく、自分が実践してその背中を見せることも大切ですよね!