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最低限が最大限に変わる時

2015.12.15 (火)

こんばんは、日浦です!

中学生はだいぶ落ち着きましたが、高校生はようやく始まりました。
アレです、アレ。テストの返却。
みなさんテストの結果を携えて塾に来てはあーだった、こーだったと色々なところでテストを振り返っている声が聞こえてきます。

でもみなさん振り返るだけで終わってはなりませんよね?

数日前の森岡先生のブログでは成功体験のお話も出ていましたが、みんながみんな成功できているわけではありません。もちろんみんながそうであればなぁとは思いますが。一生懸命やってもう完璧!とまで思っていた教科が思うように伸びず、テンションがガタ落ち・・・なんて子もいます。
毎日遅くまで眠い目をこすりながら頑張って勉強をして、解けたら目を輝かせて「やったー!」と声をあげるその子の姿はスタサポにいる講師みんなが知っています。
でもその子がやってしまったのは本番でのちょっとしたミス。そのことを後悔してもしきれない様子で本当に悔しそうでした。

私たちが塾生に対して本番でミスをしないように計算の工夫だとか時間配分、その他いろいろと伝えることができるポイントはいくらでもあります。しかし、本番に直接居合わすことだけは当然のことながら叶いません。だから私たちが伝えるだけでは何の効力もないのです。自分自身が伝えられたことを実行し、経験として自分の中に貯金していかなければなりません。
そういう意味では、もちろんその子の悔しそうな辛そうな顔は見たくないですが、今回の経験が次へと活かされればいいと思います。
今回とまったく同じテストを受けることはもう二度とないでしょうからリベンジを果たすことは叶わないかもしれません。ですが、リベンジをも上回るための動力として次回のテストへと活かすことができれば、それはリベンジ以上のものになるのかな。
そうやってその子が一歩一歩成長していく姿を見ていきたいと私は心から思います。