こんばんは。森岡です。
一気に寒くなりましたねー。生徒たちの背中も丸くなっているように見えます。
これだけ気温差があると体の負担も大きくなりますよね。体調には十分気を付けましょう。テストも近いしね。
さて、テスト間近の今日(附属中3年や後楽館中はほぼ終了ですが)各学校のテスト範囲表を貼るホワイトボードもかなり埋まってきました。
そして明日からは中央中がテスト週間に!
おそらく明日からもっと賑やかになるんだろうなぁ。
さて、中3生にとってはなんとしても評定を上げるというミッションが課されたこのテスト。作戦をしっかり立てなければいけません。
総合的な作戦(日程・勉強時間など)は今回生徒に「自ら考えてしてごらん」と言っています。(もちろんサポートはしますが)
でも1点だけ「これだけはやろう!」と僕が与えたミッションがあります。
それは『公民で結果を出す』こと。
もちろん評定のためでもありますが、そもそもここで完璧にマスターしていれば直接入試で役に立ちます。来月から本格スタートする受験勉強が社会は歴史と地理だけでよくなることはどれだけ楽になることやら。
しかしこの公民って奴ぁなかなか手ごわい相手なんです。
1つは言葉の意味がわからないこと。語彙数が少ない子にとってはまさにチンプンカンプン。「締結って何?弾劾の意味は?」なんて子が盛りだくさん。
この前は「黙秘権」がわからず「無口権」と書いた子も…さらにそのよこには「無口―野口―樋口」と謎の言葉が(笑)よっぽど心が折れていたんだろうなぁ。
2つ目は線引きが(中学生にとっては)あいまいな語句が多い事。「請求権と請願権」や「地方自治と住民自治」など、内容を詳しく見ればなんとか違いに気づくのですがそこにたどりつく前に嫌になってしまう子が多くいます。
最後に、公民の内容は日々変化していること。衆議院の議員定数や選挙権の年齢など教科書に載っていることが過去のものになってしまうことです。『教科書に載っていることが正しい』という概念が崩されちゃいますよねー(汗)
重要だけどややこしい公民。でもたっぷり時間をとって勉強している子たちは何度も繰り返していくうちにだんだんと身についているようです。
さてさてミッションクリアの生徒が何人になるか楽しみだなぁ。