こんばんは。森岡です。
『言葉の力』
僕はこれに随分と助けられています。しんどい時、落ち込んでる時は尚更です。
小説の一文、歌詞のワンフレーズ、漫画のセリフなどなど色々な所で出会う『言葉の力』たち。
そしてそれらはスタサポライフの中、特に生徒たちの行動やセリフの中でも例外なく存在しています。
ここ最近、僕を奮い立たせてくれている言葉は『逆境を楽しむ』です。
ありきたりな言葉かもしれませんが、その言葉を言った生徒との付き合い、歴史、置かれた状況というスパイスにより、輝きを増すのであります。
その生徒は高3生。中学の頃から来てる子で、高校入試は特別入試で合格という言わば順風満帆な道を歩んできた子です。
その子の勉強のバイオリズムが悪いと聞き、「最近どうよ?」みたいな感じで話を聞いてやろうと話しかけたのですが、彼は僕らの会話の中で
「実は、高校入試の時、最後まで戦いたかった。逆境を感じながらもそれを楽しむといった経験をあの時にしておきたかった。」
と思いもよらないことを話してくれました。
これがねぇ、心に刺さった。
彼と一緒に戦って来たという自負と、「早く入試が終わってラッキー」と彼は思っていたんじゃないかと感じていた自分への反省が、その言葉をより鋭利なものにしたのかもしれません。
その時、「自分も逆境に出くわした時は、彼のお手本になるよう・・・いや、シンプルに彼に負けないように逆境を楽しもう」なんて自分に言い聞かせました。
そして今年に入り、来るわ来るわ逆境が(笑)
本当に助かってます。
そしてそんな彼を含む高3生たちが明日、前期試験に挑みます。
テストに逆境はつきもの。
でもそれを楽しめるくらい、クールに視野を広く戦ってきて欲しいと思います。