こんばんは。森岡です。
僕は小学生の時、夏休みの自由勉強の課題で先生に褒めてもらおうと漢字や計算、社会や理科の用語をノート3冊にギッシリ書いて提出しました。
この努力に対して担任の先生は賞賛の言葉とノートの表紙にそれこそギッシリとシールを貼って応えてくれました。
その時以来、何か書いてる時に右手の小指の側が真っ黒になっていくことに充実感を感じるようになりました。
「頑張ってるなー、自分」
なんて思いながら勉強を頑張っていました。
そして今、塾の先生となり、思うことは
「もしかしたらその勉強は間違ってたかもしれない・・・」
ということです。
あっ『努力』に関しては大切ですよ。それはマストです。
というのもね、テスト前の勉強としてはあまりよろしくないのではないかと。
やはり、テスト勉強は効率も大切なんです。
限られた時間の中では最小の勉強で最大限の成果を出してなんぼ。
今日ね、ある生徒が社会のテスト結果を見せてくれたんです。
今回も前回同様、素晴らしい点を取ってきたのですが、僕が前回以上に褒めたのは、
「圧倒的に前回よりもテスト前に社会にかけた勉強が少なかったこと」
その子は前回、かなり社会に時間を取られて他の教科がよくなかったのです。
今回は他の教科にもしっかり時間をかけることができました。
時間は永遠にあるわけではありません。
パーフェクトを目指すと時間なんていくらあっても足りません。
どこかで見切りをつけることも大切。
1リットルの入れ物に3リットルは入りません。
自分の脳みそにおいてジャスト1リットル入れるタイミングを知ることができれば効率はアップするんじゃないかな。
努力し、たくさん勉強することも大切だけど、効率よくすることも重要です。
そのためには何を、どのように勉強するかを考えなくては。
だってね大人になれば仕事が早いほど褒めてもらえるんだから。