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サイレントマジョリティ

2020.06.17 (水)

こんばんは。森岡です。

『silent majority!!』

ちょうど2週間前にトランプ大統領がTwitterで呟いたセリフです。

なんて読むかというと、

『サイレントマジョリティ!!』

意味は「物言わぬ多数派」といったところでしょうか。

コロナや黒人差別で不安定なアメリカ国民が行なっている反対運動、デモに対して

「そんな行動を行っている人は少数派であり、多数派は黙って俺についてきてくれてんだ!!」

という主張らしいのです。おそらく。

この『サイレントマジョリティ』というセリフは今から50年くらい前に、ニクソン大統領が放ったセリフなんです。

ベトナム戦争の撤退を望む運動に対して「サイレントマジョリティが政府を支持しているのだ!」とおっしゃったそうな。

『サイレントマジョリティ』には色々な解釈があります。

先に述べた「物言わぬ多数派」もだし、「物言わぬのだからもう多数派ってことね」ってなニュアンスも。

でね、最近思うんです。『サイレントマジョリティ』が多いなって。

コロナの影響で軒並み体育会系の部活の大会が中止になりました。

その悔しさを何とかするために各地で代替大会が実施されることになりました。

それ自体はすっごく素晴らしいことだしたくさんの人の尽力があったわけで、感謝すべきことだと思います。

でもね、その大会が行われるのは7月の中旬から下旬なんです。

そこは各高校のテスト期間。

学校が休校になり、大学受験に不安を抱えている子もいるはず。勉強に集中したい子、推薦のために評定を上げなきゃいけない子もいるはず。

そんな子たちはこの日程に本心を隠して参加しないだろうか・・・

まさに『サイレントマジョリティ』になってないだろうか・・・

チームのために辞めたいけど辞めれないなんてしんどいですよね。

そんな時に周りの人達が「物言える」環境を作ることができたらいいのにな。

いや、そこに不安を抱えている高校生たちが大人に対して「こんな日程にして欲しい!」なんていう声が届くシステムも必要なんじゃないかな。

18歳には選挙権を持つ子たちが「どーせ自分たちの声なんて届かないよ」と物言わぬ『サイレントマジョリティ』となり政治に不参加するようなことがないよう、投げやりになることがないように導いてあげるのも僕等の使命かなーなんて思ってます。

てなわけでスタサポ生の皆さん!「こんなことがしたい!」とか「こんなことをやってほしい!」なんて声をどんどん発信してちょうだい。

んで、中3のみんな、公民の勉強頑張ろうね・・・

かなり長文の今夜のブログでしたー。あー疲れた。寝よ。