こんばんは。森岡です。
昨日のリフレッシュが効いたのか今日は計算ミスが少なかったです(笑)
この計算ミス、昨日のブログにあったように集中力が欠けると多発しますが、原因は他にもあります。
それは計算途中の丁寧さです。
計算ミスをするほとんどの生徒が途中を端折ってしまい、そのせいで間違えます。
なのに大半の生徒は端折るんです。まずはこの部分を修正していくことが我々講師の仕事(腕の見せ所)になります。
「ちゃんと計算途中を書かんとだめよ。」
うーん、この一言で生徒に変化があればたいしたもんだ。講師のカリスマシー、生徒の聞き分けの良さ、よっぽどでないと難しいです。
何度も何度も口うるさく言ってやっと定着するかしないかの戦いを繰り広げています。
ただ物は言いよう。最近は、
「この計算を端折るってこたぁ、先生より頭がええってことをアピールしとると考えてええんやな。だって先生はこんなに書いとるけんな。」
なんて言うと「やばっ!」と言ってしっかり書いたりします。…今ブログに書いてて改めて見るとちょっとした【おどし】ですな…(苦笑)
それでも、心を鬼にしても丁寧に書いて欲しいんです。
そうすることで実は計算のスピードは落ちたりしません。いやむしろ早くそして正確に計算できるようになるんです。
要は『急がば回れ』ってことでしょうか。
数学の問題を解くときも、見てすぐにわからないと思うのではなく、まず何かしら書いてみる。テスト勉強を勉強する時間がない時もあれこれせずに、まず1つずつ完璧にする。
『急がば回れ』は勉強だけでなく、部活、仕事、恋愛にだって言えることかもしれませんね。
そういえば、最近体調を崩している高3生が来るなり
「手術せんといけんから入院する前に塾に来とかんといけんと思って…」
と。………なんかすごいことなんやけど、それだけ頼りにしてくれているのは嬉しいんだけど……『急がば回れ』無理をするなよ!!