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喜び×2

2013.10.18 (金)

こんばんは。森岡です。

今日はうれしいことが2つ。

1つ目は中2の生徒。彼は入塾当時から勉強が大嫌いでした。塾に来ても勉強はしたがらず、常に話題を勉強とは別のものにそらしていました。

もちろんテストの点は悪く、本人も「俺はできんから当然悪いわな」みたいな口を叩いていました。

だがしかし、入塾半年の先月ぐらいから徐々に変化が!!

そのきっかけは数学の1次関数のグラフが書けるようになってから。

「まあやってみようぜ」と軽いノリで教えていくと、

「わかる!俺マスターしたかも!」

なんて楽しそうに線を引く。「ここはもう完璧だぜ!」なんて声も出てきていました。その日以来塾に来ても早く問題を解きたいとばかりに、コピー機で問題をコピーする講師のそばでソワソワするくらい頑張っていました。

で、今日はさらに素敵なことが!!

塾に来るなり、

「先生!俺は今日変域と連立方程式をマスターするために来たんよ。」

!!!!!なんと!!!!!!!

目的を持ってしかも絶対に身に付けて帰るという意識を持っている!!!!

この意識、僕は中3生になるまでうちの生徒には教えません。そう、彼は自然とその意識を身に付けたのです。

この喜び、ここ最近で一番でした!

もう1つ。テストが終わったばかりの高1生が帰りがけに、

「あっ、先生、数学と英語なクラスで1番とったんよー!」

とニコニコ顔で話しかけてきました。

!!!!!なんと!!!!!!!

1番をとってくる子は今までもたくさんいました。けれど彼女の1番は特別。なぜなら去年まで彼女は英語が大の苦手科目だったからなんです。

昨年の今頃「英語きらーい!!」と叫んでいたのを目の当たりにしていたので本当に驚きました。

思い返せば彼女も入塾当時は勉強が苦手でした。でも志望校合格という目標を糧に昨年はめちゃくちゃ頑張っていました。

高校に合格してからも勉強の習慣は途絶えず、しかも手帳には今日自分が何をするかきちんと書いてある。

この喜びもここ最近で一番でした!

スタサポには勉強が得意な子もいれば超苦手な子もいます。100点を目指す子もいれば何とかして20点を取ろうとする子もいます。

それぞれ掲げる目標は違います。

得意な子はさらに上を目指してもらいたい。

そして苦手な子には「前は勉強苦手【だった】」なーんてことを言ってもらいたいなと思います。

そして、生徒全員が『何事も全力を出す大切さ』をここで学ぶことのできる、そんな塾でありたいと思うのでした。