こんばんは。森岡です。
突然ですが、僕の得意料理は『ロールキャベツ』です。
けっこううまいんでいつか食べに来てください。
でね、なぜ得意料理になったのかというと、一人暮らしを始めて最初に買ったレシピ本の最初のページに載っていたのがそれだからです。
最初はね、一生懸命本を見ながら作ったのに、キャベツははがれ、肉はカチカチのまっずいやつでした。
何回も繰り返し作り、時には友達の家で緊張しながら作り食べてもらい、その後に女の子たちの前でまるで試験のような雰囲気の中作ったりして得意料理となりました。
今日中3生の子たちに数学を教えていて、
「この子たちはきっと一人暮らしを始めてすぐの自分の状態なんだろうなぁ」
と思いました。
問題を見て手も足も出ていない…何から手を付けていけばいいのかわからない。
数学を解く手順は、準備をして式をつくってそれを解いて…これって料理を作るのに似てるなと。
だとすると彼らは材料もレシピもわからないまま料理をしてんだなぁ。
絶対まずいでしょ(笑)というより作れないか…
つまり彼らはまず完成品を目指すわけです。
だから僕らはなんとかして材料の選び方(情報を読み取り整理する)や料理の手順(式の作り方や途中の計算)をきちんと身につけさせなくちゃならんわけです。
あとは彼らがその重要性に気づき、真摯にそれを覚えていくかどうかです。
すぐにはできません、でも何回もすれば必ず身につきます。
僕がロールキャベツを得意料理にしてるみたいにね。
できっこないって思わずに、ちょっとずつマスターしていこう!!
あっロールキャベツの作り方もいつでも教えますよ(笑)