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2013.09.08 (日)

こんばんは、日浦です!

なんだか最近めっきり涼しくなって、塾生の中にはちらほら風邪をひいてる生徒もいるようです。季節の変わり目、みなさん体調管理には気を付けてくださいね。

さて、今日は授業の合間に見たエピソードを。

定期考査を明日に控えた中学1年生の男の子たち。
今日は最終チェックもかねて理科と社会のテストを実施しました。
採点をすると、1人は満点。もう1人はちょこちょこミスをして80点くらい。
「どうしてこの答えになるのかわからない!」
と、彼は首をかしげて自分の答えを見つめるのです。
すると、満点をとった少年がその問題について説明をし始めます。
「これは、~だから・・・」
しかし、依然“?”を浮かべたままの彼。
“どうやったら伝わるのだろう・・・”
と考えながら、図を描いたり、例を出したり・・・しまいには立って説明をし始めるのです。
しかし、結局彼には
「なぜその答えになるのか」
というのは伝わらず、困り顔の少年。
最後は少しだけアドバイスをあげて、彼は納得したのですが、
「かなり噛み砕いて説明したんだけどなあ・・・」
と悔しそうな少年。

そう、伝えるって簡単なようで難しいんですよね。
自分の思っていることの大半は相手には伝わらないんです。
でもそれによって気づくことはたくさんあります。
“教えることは学ぶこと”
今日はいい勉強ができたんじゃないかな?
次に彼が説明するときはどんな説明をするのか、楽しみになりました。